東京絵画センターHOME > 小田切訓の紹介
小田切先生の洗練された シャープな線描きは 大きな特徴で、その描線が独特の透明感のある色彩と共に、モダンな小田切作品を 作り上げています。
更に、光を感じさせる表現も巧みで、樹木の表現においては 独自のリアリティを表現し、小田切グリーンの愛称が付くほどです。久しく 多くの人々に小田切先生の作品が 素直に受け入れられている所以です。日本を代表する洋画家と 言えるでしょう。
最近は、 雪のプラハ・くさり橋夜景等の 小田切先生特有の 情緒のある作品もあり魅力を一層深めており、円熟期の小田切先生の魂を揺するような 新作に期待したいと 思います。
愛用のパレット
パレットは80x60cmの大理石を使っています。
デッサン
線描きは、日本画の面相筆で、描いてます。0.1-0.2mmの同じ太さの線を、息を止めて描きます。
自宅にて
舟をデッサンすることが私の絵の原点で、恩師ともいえます。